講師ブログ

あべこべ王国の人

子供って何歳ころかは忘れましたが、

何をするにも逆のことを言ったりする時期があるものです。
 
イヤイヤ期ならぬ
 
あべこべ期。
 
ママが
 
うわーかわいい!
 
というと「かわいくない!」
 
これおいしー!
 
というと「おいしくない!」のように。
 
 
好きな女の子をわざといじめてしまう子はこの延長で
 
実は一定数大人にもいるのではないかと思います。
 
私は彼らを「あべこべ王国の人」と呼んでいます。
 
 
 
実は私の元夫も
 
あべこべ王国の人でした(笑)
 
事あるごとに私の人権を含め片っ端から否定するので
 
一時期私は相当に参ってしまっていたのですが、
 
あるとき悟りました。
 
彼はあべこべ王国の人なので
 
思っていることと真逆のことしか発言しない
 
つまり
 
「お前はなんてブサイクだ」は
 
「あなたほど美しい人はいない」であり
 
「お前はほんと使えない」は
 
「あなたほど有能な人はいない」であり
 
「お前なんか消えてしまえ」は
 
「あなたがいないと生きていけない」
 
なのです。
 
あべこべ王国の住人にとっての否定は
 
最高の賛辞なのです。
 
 
私はいつしか勝手に言葉を脳内変換できる術を身につけ、
 
その後は生きるのが随分と楽になりました。
 
 
ついでに二択の場合、
 
例えばaとbという選択肢があって
 
私がaが良いと思ったとして
 
aが良いよね?
 
と言うと
 
王国の住人は必ず
 
いや、bだ
 
と言ってくるので
 
うまく生態を掴んでいれば
 
先を読んで調整が可能です(笑)
 
 
 
子供が多いあべこべ王国ですが、
 
時々大人の住人もいて
 
ビジネスシーンでも時々出くわしてしまうことがあります。
 
悪気はないのでしょうけど
 
逆を言うことがもはや習慣化されてしまっているので
 
時に周囲に悪影響を及ぼす場合もあり
 
困ったものです。
 
 
言葉は
 
口から出した瞬間に
 
言霊となり
 
いずれ自分に返ってきます
 
また脳は
 
発した言葉通りに動く性質があるので
 
あべこべ王国の人は
 
おそらく
 
常に自分の意思とは逆の結果を自ら生み出してしまっています
 
そして
 
うまくいかない
ますます卑屈になり
また否定する
 
この永遠のループから抜け出すことはできません
 
 
言葉は思考と行動をつくります
 
行動は習慣化するので
 
否定しながら生きている人が良い結果を得られるわけがないのですが、
 
良い結果に到達したければ
 
あべこべ王国を子供のうちに出ておく必要があります。
 
 
人生思い通りにはいかないわ
 
と思っている人は
 
思っていることをちゃんと口から発しているか?
 
意識してみてください
 
 
相手を認めたり褒めたりすることは
 
決して自分を下げることにはなりません
 
むしろ自分も
 
共に上がります⤴️
 
試しにぜひ
 
身近な人を思いっきり褒めてみてください
きっと何かが変わりますよ
 
 
 
**********
人財育成トレーナー・メンタルコーチ川田直子のブログより転記

お問い合わせ・お見積もり

お問い合わせやご質問はお気軽にお問い合わせください。
お見積もりのご依頼も承っております。

  • お問い合わせ