講師ブログ

メンタルが弱くて…

私が『メンタルコーチ』だと言うと

必ず

『私はメンタルが弱くて…』

とか

『うちの子はメンタルが弱くて…』

と言ってくる方がいます。

 

断言します。

メンタルが弱い人は自分でメンタルが弱いとは死んでも言いません(笑)

 

そう宣言してしまえる図々し…、いえ、図太さがあるって

メンタルが崩れてどうにかなってしまうことはほぼありません。

 

あまり詳しくは書けませんが、

上記の

『うちの子はメンタルが…』

と言ってこられたお母様、

とある試合で

攻勢が崩れ始めたからそのまま試合放棄をして帰る

といったお子さんに対して

このように言われていました。

念のためですがチーム競技です(笑)

見ていた私はなんとも強靭なメンタルの持ち主だと思ったのですが

お母様は全く逆視点で

メンタルが弱すぎて…とおっしゃったのです。

いやいやいや…

その後の他のメンバーのことも試合のことも考えずに

自分を守れるって

かなり強いですよ。

 

(良い意味です。)

 

周囲に助けを求めたりすることができるって

ある意味

それをやっても許されるという自覚あってのことなので

強いのです。

逆に

助けを求める自分を認めることができず

つまり

助けが欲しい時も言い出せず

自分一人で抱えてしまう人のほうが心配です。

 

私も実はその傾向があるので

助けてと言い出せない人の気持ちのほうが良く分かるのですが

自分の弱さを認めることは

決してダメなことではありません。

 

完璧な人などおらず

人には皆、弱い部分もあれば強い部分もある

だからこそ

相手の弱さも受け入れられ

お互いに補いあったり助け合ったりする気持ちにもつながります

 

本当はとても苦しいのに

言い出せない人にぜひ伝えたいのは

伝えたところで

誰もあなたをダメな人認定はしない

ということ。

 

メンタルを強くしていこうと思えば

まず

弱さを認めて

弱い部分も含めて自分を認めて

自分自身を大切に扱うことです。

 

メンタルコーチをつけてまで

メンタルを強化しようとしている人は

すでに強くなり始めています。

ただ、そこから本当に強くなれるか

なり始めたけど思ったほどなれないか

あなた自身の行動そのものによってしか変わりません。

 

知識をどんなに植え込んだところで

行動した人にしか結果はでない

これは

何においても

共通しています。

 

コーチの最大の仕事は

行動が続くよう

ひたすら励まし、見守り、

ともに走っている人がいるのだと

安心してもらうことだと思っています。

 

何度も言いますが

やるのは

自分。

コーチではなく

自分です。

 

 

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人財育成トレーナー・メンタルコーチ川田直子のブログより転記

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